初めまして、井澤恵理と申します。
先日大好きな鳩間島に行ってきました。その際、運良く鳩間島の３大祭りのひとつである豊年祭が行われていたので、初めて参加してきました。
それを皆様にレポートしたいと思うのですが、その前に・・今回は私と鳩間島との出会いを少しご紹介させてください。

「何も“ない”けどすべて“ある”場所」

そう聞いていた鳩間島。恥ずかしながら存在すらも知らなかった沖縄の離島でした。
ご縁があり初めて訪れたのは去年の５月末。２泊３日の旅でした。

私は関西生まれの関西育ち。旅行は人並みには行っていたけど、特別旅行好きというわけでもない４３歳です。

飛行機で関空から石垣空港→タクシーで石垣港→観光フェリーで鳩間島

早朝に自宅を出発して、着いたのは１６：００過ぎ。正直遠いな〜と思いました（汗）

宿は初めての民宿。LikeLinkで”鳩間島の世界”を連載されている、かじくあつしさんのご実家です。民宿って初めましての方々と一緒に食事するんですね。
ホテルや旅館しか泊まったことがなかった私は最初ドキドキしていました。でもご一緒したみなさん良い方ばかりでホッ。
驚いたのは一人旅で来られている方が多くて、しかも鳩間島が好きで何度も来られている方ばかりなことでした。

鳩間島ってそんなに魅力的なの？！←心の声

でもその魅力を私も感じていくことになります。

まずはなんと言っても綺麗な海ですよね。

大阪湾と同じ海とは思えない・・

お水がね、透明なんですよ・・お魚が泳いでるのも見えちゃうんですよ・・
これって都会育ちの私にとっては感動ものでした。

この綺麗な青は鳩間ブルーと名付けられていて、世界でも有数の透明度を持っているんだそうです。
「瑠璃の島」というドラマのロケ地にもなったのだとか。

そして夜は夜でまたすごかったんです！
無数のお星様〜〜〜☆そして天の川。

タクシーのおじさんから八重山諸島ではちょうど６月末ごろまで南十字星が見えるよと教えていただいてたのですが、お天気も良く綺麗に見えて感動！！

星ってこんなにあったんだって感じでした。都会だと数個しか見えませんよね。
鳩間島はビルもないし光自体が少ないので、星空がよく見えました。

とにかく自然のパワーがすごいです。手付かずの自然が残る島。

こうして島で過ごすうちに、確かに・・この感覚は何かな？
都会の喧騒から離れて、自分の心の赴くままに過ごす時間。

こんなに時間ってゆっくりだっけ？

何もしない、考えない、波の音を聞きながらただ海を見つめる、のんびりお散歩する。
ある日はアクティブにシュノーケルツアーに参加してみたり。

釣りをしてる人もいるし、リモートで仕事をしてる人、海に入ってる人。
皆さんそれぞれに過ごしています。

そしてご飯の時間はまたみんな集まってお話ししながら一緒に食べる。
なんだかそんな感じが心地よかったのでした。

そしてお世話になっている民宿”いだふに”さんを切り盛りされているのはかじくさんのご両親ですが、
本当にお人柄が大好きで鳩間島のお父さん、お母さんと呼ばせていただいています。

お母さんが作ってくれるご飯が美味しくて。健康のためにと味付けは薄めにされているそうですがちゃんと美味しくて、
その秘訣を聞いてはメモメモしています。

実はお父さんは民謡歌手、かじくさんも三線アーティスト。豪華コラボレーションで演奏してくださり、
お父さんの代表曲”鳩間の港”でみんなが踊るという、なんとも沖縄らしい夜を過ごせたり・・

ここに来たから出会えた人達との楽しい時間。人との出会いっていいなぁって感じれた日でした。

初回の２泊３日はとにかくのんびりした私です。

サマーベッドに寝転がっているとお宿の看板犬”てんちゃん”が来てくれて足元に座るんですよ。
人懐っこいてんちゃんのおかげでさらに癒されました。

都会みたいにコンビニがあるわけじゃない。郵便局はあるけど警察や病院もない。
島から出る手段は船だけ。
普段電車でどこでも出られる環境にいた自分からすると不便にも感じる部分もある。

でも「また来たい」帰るときにはそう思っている私がいました。
遠くても行く価値がある。そんな島だと感じています。

まだまだ鳩間島の魅力はあるのですが、一旦この辺にしますね。
長い文を最後まで読んでくださりありがとうございました。

次回はそんな私が見た鳩間島の豊年祭を数回に分けてレポートしていきたいと思います。

ぜひ読んでくださると嬉しいです。