七代目藤岡農場　藤岡 啓志郎さん

環境保全型農業を通じて、多可町の未来を育んでおられる、藤岡 啓志郎さん。
彼の取り組みが地域内で拡がれば、より多くの農家や生産者が環境に配慮した農業に取り組むことが期待されます。
そんな七代目藤岡農場　藤岡 啓志郎さんの活動を、お伝えします。

多可町有機農業推進協議会での活動

多可町内で有機農業を始める際、一番課題となるのが販売先と栽培技術の確立です。
その課題を克服しやすい環境を整えたいと思いで、有機農業推進協議会メンバーと
販路開拓や栽培技術の共有をされています。有機農業へ参入するハードルを少しでも下げることが目的です。

直売所理事での活動

地元の直売所では価格競争による価格の下落を筆頭に様々な問題が生じています。
生産者としての意見を運営サイドに伝えることができる立場の藤岡さん。
現状起こっている問題を少しでも解決していくことで直売所の在り方が変わっていくとの思いで、
積極的に参加されています。

JAみのり青年部での活動

地元の子ども達とも触れ合う機会が多いので、地元の農家さんや取組みを知ってもらう事が目的の活動です。
青年部とは関係ないですが、”トライやる・ウィーク”で中学生を受け入れておられます。
少しでも各々の未来づくりに貢献できればという想いで活動されています。

最後に

環境保全型農業は、地域との共生を促進しています。有機栽培や自然のリズムに沿った農業は、土壌や水源を守るだけでなく、生態系全体にも良い影響をもたらします。地域の人々は、藤岡さんの取り組みを通じて、自然と調和する農業の大切さを学ぶ事で、地域全体の豊かさと繁栄につながるでしょう。