豊年祭レポート パート①
豊年祭レポート パート①
皆様こんにちは!井澤恵理です。
前回は私が初めて鳩間島に行った時に感じたリアルな気持ちと、自分的感動体験を書かせていただきました。
そして今回は、先日鳩間島で行われていた鳩間島の3大祭りのひとつ、豊年祭の体験をピックアップしてお届けします。
豊年祭って?
毎年7月中旬から8月初旬に行われ、一年の収穫に感謝し五穀豊穣を祈願するお祭り。この日のために鳩間島出身の方やその親族の方々が集まるとのことで、普段は静かな島がとっても賑わっていました!
3日間にわたって執り行われ、1日目はユードウシ(夜通し)と言って島の聖地である御嶽(うたき)で夜通し神に祈りを捧げるのだそうです。すごいですね・・!
私が参加したのは2日目と3日目で、良いお天気の中さまざまな奉納芸能が見ることができました。
どこでやるの?
いつもお世話になっている「民宿いだふに」さんの目の前にあるサンシキ広場が会場です。鳩間ブルーと言われるとっても綺麗な海が一望できる最高の場所なんです!
今回の豊年祭を取り仕切るのはいだふにのご主人である加治工 勇さん。公民館館長さんです。
お話を伺うと、豊年祭の日はいつもの道や広場が一転、神が通る道に変わるんだよと教えてくださいました。
「ここは入ってはいけない」という場所もあり、島の方たちにとってとても大事な行事であることが伝わってきました。豊年祭はなんと300年以上も続いているのだそうです・・!
お祭りを大まかに説明すると、2日目はミルク行列・棒術・奉納芸能の披露・パーレ競漕の順番に進みます。そして3日目は綱引きをするとのこと。
とりあえずミルク行列のミルクってなに?
個人的に一番気になっていたのがミルク様!以前から話だけは聞いていたミルク様のお姿を見られて嬉しい。神酒や作物を持ったご婦人達と行列で出てこられましたよ。
ミルク様とは・・?
仏教の弥勒(みろく)菩薩のことで平和と豊年を呼び起こせる神様。
八重山一帯の島々の祭りでみられるそうです。
ありがたい神様なのですね。
カムラーマ
もう一つ鳩間島でしかみられない奉納芸が“カムラーマ”です。
子孫繁栄を願い、島の子どもたちに健康を授けるのだそうで、杖とクバ扇を持ったカムラーマが子ども達の頭をクバ扇でなでます。
踊りながら出てくる子ども達がとっても可愛らしかったです♪
奉納芸能の時は音楽が演奏され、島のお祭りの雰囲気たっぷりでした。
まだまだお届けしたい奉納芸能がありますのでまた次回お届けします!
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