『きみの〇〇の世界に恋をした。』

黒枝豆の世界 その1―美味しさは畑から―


黒枝豆の世界 その1―美味しさは畑から―

黒枝豆の世界 その1―美味しさは畑から―

2022.07.01

みなさんこんにちは!暑い季節がやってきましたね。

作物たちにも影響の大きな夏がやって来ます。

そして藤岡農場では、今回から秋までの数ヶ月にわたり、

LikeLinkとコラボして、『黒枝豆』の栽培の様子をお届けします!

Linkしていただいた方には、兵庫の名産【丹波黒】の黒枝豆を

お買いいただくことも出来ます♪

ぜひご覧ください!

 

黒枝豆って?

黒枝豆、みなさんご存知でしょうか?  

「おせちの黒豆は知ってるけど……」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

黒枝豆とは、まさにその黒豆を“完熟前”に収穫したものの名前です!

その収穫時期は10月中旬~下旬までと大変短く、まさに貴重な枝豆なのです!

普通の枝豆と豆から違うため、大粒で甘みと深いコクを楽しんで頂くことが出来ます。

そして藤岡農場では数ある黒豆の中でも「最高級の黒豆」と称される【丹波黒】を使用しているため、

その味は文句なしの絶品♪

普通の枝豆には戻れないかもしれません。

また、今回は【無農薬・無化学肥料栽培】にも挑戦しますので

オーガニックにご興味のある方は必見です。

   

 

畑の準備

土壌の準備

それでは栽培スタート! ……の前に

美味しい作物を育てるためには、作物にとって美味しい畑をつくるところから始まります。

畝(うね)を作ったり、害獣対策を施したりなど、多方面での環境整備が必要になりますが、

なにより欠かせないのは『肥料』です!

作物が健康に育つためには、事前に土に栄養を施すのですね。

昨今、様々な肥料が市場に溢れていますが、

藤岡農場は環境に優しい農法を心掛けているため、

化学肥料は使用しておりません。

自然由来のいわゆる【無化学肥料】を使用する、有機栽培を行っております。

今回LikeLinkの畑では“エンバク”というイネ科の植物を『緑肥』として使用しています!

 

緑肥とは植物そのものを肥料の一種として利用することです。

写真の通り、畑一面をエンバクが覆ってしまっていますが、

こうすることで微生物の生態環境や水はけなどを良くして、土壌のバランスを整え、

黒豆が育ちやすい畑にしてくれるんですね。

黒豆を続けて栽培する場合、気を付けなくてはいけないのが

土壌に病原菌やセンチュウという有害虫が増加したり、土の栄養分が不足したりという

『連作障害』が起きないようにすること。

そのために、間に別のタイプの作物を植えることで

障害を緩和することが狙いです。

今回なら、黒豆(マメ科)⇒エンバク(イネ科)⇒黒豆(マメ科)という順ですね。

 

無化学肥料

 

緑肥(エンバク)を刈り取った後、また別の肥料を散布します。

今回は鶏糞(けいふん)をメインに、牡蠣の殻を原料とした有機石灰を用いて

pH調整やミネラルの補給を行っていきます。

  

鶏糞は牛糞に比べ肥料効果が高く、有機農法ではメジャーですが

発酵したものを用いなければ病害虫の発生リスクが高まるので、状態に注意が必要です。

また、石灰と併用する場合はカルシウム過多となり、

植物にとって栄養が偏ってしまう事も気を付けないといけません。

ひとくちに『無化学肥料』と言っても様々な種類があり、それぞれに特徴があるので、

そこをうまく見極め、バランスをとっていくことが重要になります。

 

畝立て

肥料を散布した後、トラクターで耕し……畝を立てていきます!

 

畝立てで山を作ってあげることで、植物の根張りが良くなることはもちろん、

湿害を抑えることも可能です。

黒豆に限らず、基本的にどんな野菜でも、畝立ては必須の作業ですね。

 

今後のスケジュール

畝立ても終わり、次回は待ちに待った種まきの様子をお届け!

またそれ以降も、黒枝豆の成長に合わせて

適宜畑の様子をご報告いたします。

無農薬・無化学肥料での黒枝豆栽培、果たしてどのような展開が待っているのでしょうか?

Profile

農業の世界
藤岡 啓志郎
Profile
●名前     藤岡 啓志郎
●生年月日   1994年3月18日
●出身地    兵庫県多可郡多可町
●活動場所   兵庫県多可郡多可町
●活動歴    4年
●これも好…

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