黒枝豆の世界 その2―いのちの始まり・種まき―
黒枝豆の世界 その2―いのちの始まり・種まき―
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みなさんこんにちは! 気まぐれな天気が続いていますね。
夏らしく、湿度が上がってきています。
この天候は黒枝豆にどのような影響があるのでしょう?
ついに迎えた種まきの様子から、黒枝豆の世界へお連れします!
はじまる種まき
舞台となる圃場
圃場(ほじょう)とは、農作物を育てる場所の総称です。田んぼや畑も圃場と呼ぶことができます。
今回のLikeLinkコラボでは、10a(アール)ほどの圃場を準備しています!
10aというと、約一反、およそ1000平米ほどになります。
坪に換算すると300坪! 広いですね~!
種まきに最適なタイミング
種まきは基本的に『晴れ』の日に行います。
特に黒枝豆は発芽率がそれほど高くなく、雨の日に植えてしまうと
一気に水分を含んでしまって膨張し腐ってしまうこともあります。
なのでできるだけ晴れた日を狙って種まきをします!
よりたくさんの収穫を目指すためには、植えるタイミングも大事になってくるのですね。
また作業中はとても暑くなりますので、熱中症対策の帽子なども準備しましょう♪
種まき体験
ふだん、藤岡農場では機械で種まきを行っていますが、
今回は体験もかねて、手作業で種まきを行います。
専用の手袋と長靴を装着して、いざ圃場へ!
各々カップに入れた黒豆を手にし、一つずつ丁寧に植えていきます。
種と種の間隔は30cmほど。深さは数cmほどで十分なので、おおよその位置で大丈夫。
「この豆がどんなふうに育つんだろう?」と期待を込めながら植えていきます。
当日は隣の田んぼから水が入っていたようで、あまり好条件とは言えませんでしたが
事前に畝立てを行っていたので、発芽に問題はなさそうです。
植える側の人間にとっては、なかなか優しくない状況でしたが(笑)
ぬかるみに足がとられる~!
8人が休まず畑に向き合って、30分ほどで種まき終了です!
種まきエトセトラ
藤岡農場流 普段の豆まき
今回は体験もかねていたので、手作業での種まきとなりましたが
ふだん藤岡農場では、トラクターに手押しの播種機(はしゅき)をつけ、
畝立てと同時に種まきも終えてしまいます。
(※トラクターのロータリーに装着するタイプの播種機もありますが、
圃場の条件によっては発芽率が芳しくなく、現在は使用していません。)
今回の10aの広さなら20分程度ですみます。作業人数も2人で十分なのでとっても効率的!
機械と手作業の違い
以上のように機械作業と手作業でそれぞれ長所・短所があります。
ただ、一人で丸一日手作業で植えたとして、頑張って20aほどしか進めることはできません。
やはり体力面や時間を考慮すると、機械での作業が圧倒的に良いです。
しかし、土に触れることでの癒しや、発芽の時の感動など
手作業ならではのメリットも多く、単純には甲乙つけがたいとも言えます。
圃場に住む小さな生き物たちに気づけるのも、手作業ならではですね。
害獣・害虫対策
害獣が多発する地域では、発芽するまでにネットまたは電気柵で
圃場をすべて囲って守ります。そうしないと豆がすべて食べられてしまうのです!
人間にとって美味しいものは、獣にとっても美味しいのですね~…。
また防虫は、本来種まきの際に薬剤にて種子消毒をしますが
今回は無農薬栽培のため、種子消毒は行っておりません。
オーガニックを追求して進めていきます♪
次回予告
次回は発芽の様子をお届け!
ここから植物たちの命が始まっていきます。
どんなふうに育っていくのか、想いを巡らせながら
黒枝豆たちを見守っていきましょう♪
Profile
藤岡 啓志郎
●名前 藤岡 啓志郎
●生年月日 1994年3月18日
●出身地 兵庫県多可郡多可町
●活動場所 兵庫県多可郡多可町
●活動歴 4年
●これも好…
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