『きみの〇〇の世界に恋をした。』

にんにくの播種


にんにくの播種

にんにくの播種

2022.12.12

みなさん、こんにちは!
先月、先々月と、収穫イベントとECサイト販売を経て
皆様のもとに藤岡農場特製の黒枝豆を
お届けすることができました♪
お味はいかがでしたでしょうか?

さて、実は藤岡農場にはまだまだ名産品がたくさんあります。
ECサイトをご覧になった方はご存知かと思いますが、
【黒にんにく】もその1つです!

今回からは、その黒にんにくの元になる「にんにく」の生長に密着!
どんな風に育っていくのでしょうか?
はじまりの瞬間から見ていきましょう♪

にんにくの播種(はしゅ)

にんにくを植える!…その前に

にんにくの植え付け=播種(はしゅ)は、
10月上旬~下旬に行われます。
しかし、その時期になって『さあ植えよう!』と
簡単にいかないのが農業です。

というのも、土地の栄養状態や排水性など、
さまざまな調節を行ってから
植える必要があるからです。
もちろん、何もせず植えることは物理的には可能ですが、
できあがった作物の美味しさが全く違います!

そのために、藤岡農場で使われているのは緑肥。
(以前の記事はこちらからどうぞ!)
今年度、にんにくの圃場では
クロタラリアというマメ科の植物を使用しました。

 

土壌に窒素を補ってくれ、根もしっかり張るので
排水性を高めてくれるとってもありがたい作物です。

これらをだいたい7月~8月に、
動噴(動力を使った噴霧器のこと)を使用して種をまき、
二ヶ月経ったところで刈り取ります。

二ヶ月でこのくらいの高さになります!
そのあと、黒枝豆の時と同じ“鶏糞”ベースの肥料を散布し、
すきこんでいきます。

そして畝立てをして、植え付け準備の完了です。

しっかりと植えるところまで、実はこんな道のりを辿っています。

いざ!播種

七代目藤岡農場では、暖地系品種のにんにくを使用しています。
冬季に休眠せずずっと生長を続ける種類のことで、
寒地系品種よりも収穫時期が早くなります。
ちなみに、もちろん農薬は一切使用しておりません♪

藤岡農場ではにんにく用の圃場が6haあります。
東京ドームでいうと約1.5個分の広さですね。
さすがに広すぎる!ので、播種は機械で行います。
手作業だと0.3ha(30a)が限界…。
本当に機械の進歩はありがたいですね。

にんにくの種を機械にセットし、あとはトラクターで走るのみ!

播種の様子を動画にも残してみました。
圃場の大きさや、機械の動きなど、
じっくり見ていただければと思います。

約一週間後に芽が出てきます。
そのときをお楽しみに♪

Profile

農業の世界
藤岡 啓志郎
Profile
●名前     藤岡 啓志郎
●生年月日   1994年3月18日
●出身地    兵庫県多可郡多可町
●活動場所   兵庫県多可郡多可町
●活動歴    4年
●これも好…

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